~ 休診のお知らせ ~
都合により10/31(木)~ 11/2(土)は休診とさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが何卒、宜しくお願いいたします。
膝が痛くて整形外科でレントゲンを撮ったら「ひざの軟骨がすり減ってきた」「ひざの骨に棘がでてきた」といった声をよく耳にします。
これは比較的ご高齢の方に多い「変形性膝(ひざ)関節症」と呼ばれる膝の変形性疾患です。
では変形性膝関節症がどのような疾患なのか、どのような治療があるのかなどを、このページで詳しく説明いたします。
膝の疾患で最も多く、男女比1:4で女性に多くみられ、加齢などにより関節軟骨が摩耗したり骨が変形(骨棘形成)するなどで動作開始時や荷重時・階段を降りる時・膝の曲げ伸ばしの動きで痛みを伴う疾患です。
進行してしまうと正座が困難になったり、膝の可動域制限・内反変形(O脚)・関節水腫(水が溜まる)・歩行での痛みなどの症状が出現し、日常生活動作に大きな支障をきたしてしまうこともありますので注意が必要です。
変形性ひざ関節症から起こる痛みには、いくつかの原因があります。ここでの治療法は当院でおこなっている実際の治療例を挙げております。
関節軟骨の摩耗によって関節炎が発症して、関節の周囲組織の負荷が増大し関節水腫(水が溜まる)や疼痛閾値の低下(軽微な刺激でも痛みを感じてしまう状態)が起こり関節の痛みを引き起こします。
この炎症が引き金になり、膝の安定と運動を担う大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が反射的に委縮を起こし、関節軟骨の栄養供給の悪化、関節不安定性、動作時の痛みの悪化などの関節症状に繋がることがあります。
【 治 療 】
ここでは関節の炎症を早期に鎮静させる目的として、超音波治療など消炎鎮痛効果に特化した物理療法で関節水腫や疼痛閾値の低下などの関節炎症状に対処します。
炎症が繰り返されると、関節を被う関節包(滑膜など)の柔軟性が低下して線維化と呼ばれる変化をきたし、更に炎症が起こりやすくなり、次第に強い痛みや関節可動域の低下へと悪化することがあります。
【 治 療 】
柔軟性が低下した関節包には、ラジオ波など特殊な温熱刺激を与えながら可動域訓練を施し、関節本来の動きと柔軟性の獲得を目指した施術をおこないます。
膝を通る神経(伏在神経)が大腿部の内側で圧迫されて関節痛を起こすことがあります。
変形性膝関節症以外でも起こることがりますが、変形性膝関節症と合併して起こることも多く、安静時の痛みや就寝時の痛み、階段を上がる時の痛みが特徴です。
【 治 療 】
大腿部の内側にある内転筋管(ハンター管)が神経圧迫のもとになっていることが多く、温熱療法と手技療法でその周辺筋肉と内転筋管を緩めて神経の圧迫を緩和させます。
強い痛みがなかなか改善しない変形性膝関節症では、骨挫傷を伴っている場合があります。
骨挫傷とは骨の中に炎症や浮腫みが起こっている状態で、膝に荷重、負荷がかかるたびに強い痛みが現れます。骨挫傷はレントゲンやエコー検査ではわからないことが多く、MRI検査ではじめて鑑別できる疾患です。
【 治 療 】
膝に負担がかからないようにサポーターの使用や松葉杖での免荷、安静が中心となり、当院では骨挫傷に有効なLIPUS(低出力パルス超音波療法)をおこない改善を図ります。
変形性ひざ関節症の治療はさまざまです。ここでは整形外科と接骨院の治療を紹介いたします。
整形外科では、医師によりレントゲン撮影やMRIなどで膝の状態を評価して、症状に応じて痛み止めや湿布などの投薬治療、ヒアルロン酸などの関節内注射や運動器リハビリテーションで膝の機能改善を図ります。
現在では、PFC-FD療法といった患者さまの身体から採血した血小板の成長因子を利用した新しい治療もおこなわれております。
これらの治療でも、改善が見込めない変形性膝関節症や日常生活が困難な症例には、外科的に人工関節置換術などの手術をおこなう場合があります。
接骨院では、整形外科でおこなうレントゲン撮影や投薬、注射、外科的な処置はおこなえません。では、どのような検査、治療をおこなうのかをここで紹介いたします。
接骨院での検査は、柔道整復師による視診・触診・問診・徒手検査・エコー観察をおこないます。
視診で歩行、腫れの程度など、触診では圧痛の部位、熱感、関節水腫(水が溜まる)の有無を、徒手検査では可動域の評価、その他の組織損傷や筋力低下などを検査します。
エコー観察では、体表からは診られない関節内部を可視化して変形や関節水腫の程度を評価することができます。
治療は症状に応じて、柔整マッサージなどの手技療法や電気、温熱療法などの物理療法、運動療法を施して膝関節の回復を図ります。
従来、接骨院は人間の持つ治癒力を最大限に活かした治療を得意とする治療院であり、整形外科で改善できなかった症状にも、これらの施術で期待以上の効果が現れることがあります。
整形外科と接骨院での豊富な臨床経験を持つ院長が、医科と接骨の視点を活かした技術力で、患者さま一人ひとりのお膝の健康をサポートいたします。
患者さまの「痛み」を第一に考えて、運動学や関節医学を基礎とする根拠に基づいた質の高い施術を提供いたします。
当院は、練馬区内では数少ない最新の治療器を取り揃えた接骨院のひとつです。
変形性ひざ関節症の治療では疾患の性質上、滑膜や関節半月など関節の深い組織までアプローチできる治療が欠かせません。
ひざ関節治療の向上を目指す当院では、ラジオ波やハイボルテージ治療、LIPUS(低出力パルス超音波療法)といった最新の治療器とその効果を施術に組み入れて、つらい膝関節の症状緩和、改善を目指しております。
どんなに優れた技術と充実の設備が整っていても、先生が怖かったり暗かったりしたら受診も不安になってしまいますよね。
当院の院長は明るく気さくで、患者さまも気兼ねなく安心して施術が受けられます。また症状やお体のことで不安なことも気軽に相談できるのが当院の特徴です。
~院長から膝の痛みでお悩みの患者さまへ~
変形性ひざ関節症の治療でもっとも大切なことは、膝の運動機能の向上に合わせた生活の質の向上です。膝の痛みを抱えたままでは毎日の生活が憂鬱なものとなり、生活の質そのものが低くなってしまう恐れがあります。
膝関節が持っている運動機能を最大限に回復させることで、諦めていた痛みと運動機能の改善、そして進行の予防など今以上の生活の質の向上が見込めることがありますので、痛みにお悩みの方は諦めずにお早めに適切な治療を受けられることをお勧めいたします。
接骨院では、急性・亜急性(概ね負傷後2週間以内)のケガや痛みで、同部位で他の医療機関で治療していない場合に限り、健康保険を使った治療が受けられます。
慢性的な変形性ひざ関節症や、既に整形外科や他の接骨院で治療している場合には健康保険が使えませんのでご了承ください。この場合は保険外での施術となります。
※以前に変形性ひざ関節症と診断されたことがあっても、最近(2週間以内)に日常生活動作で膝を痛めたり、膝に痛みがはしって負傷した場合には健康保険による施術が受けられます。
健康保険の適用範囲など、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
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休日診療日や研修等の参加にともなう休診日などはこちらでお知らせいたします。
●休診日のお知らせ
都合により10月31日(木)~11月2日(土)は休診とさせていただきます。ご不便をおかけしますが何卒、宜しくお願い致します。
●院内でのマスクの着用につきまして
院内での感染症対策におけるマスク着用につきまして、当院では流行緩和後も引き続き患者さまに着用をお願いしておりましたが、現在の感染状況を踏まえ、今後は患者さまのご判断に委ねますこととさせていただきます。
尚、咳やくしゃみ等の症状、再度感染の拡大(インフルエンザ等を含む)が認められた時には、マスクの着用をお願い致します。
●マル青 高校生等医療助成事業が始まります
練馬区では令和5年4月1日より、高校生を対象とした〇青が始まります。〇青により、医療機関窓口での高校生の医療費(健康保険自己負担分)が無料となります。
当院を受診される場合にも〇青医療証の提示により「健康保険施術分の窓口負担」はございません。
保険外分(ハイボルテージ、LIPUS、ラジオ波等、その他の保険外施術)につきましては別途、保険外分のみ料金が発生しますのでご了承ください。
●ネット予約始めました
令和4年11月1日(火)より、いつでも簡単にご予約ができるネット予約を始めました。今までのお電話でのご予約も引き続き承っておりますのでお気軽にご予約下さい。
●予約制について
新型コロナウイルス感染症の流行にともない、患者さまにより安全に、より安心して当院をご利用いただくため、「予約制」を導入しております。
予約制により、院内での密集を解消し患者さま一人ひとりの健康をお守りすることができれば幸いです。
※一日のご予約人数に限りがございますので、お早めにご予約ください。
~ご予約方法~
1:お電話でのご予約(当日のご予約も可能です)
2:窓口でのご予約(施術後、次回の予約のみ)
3:ネットからのご予約
※メールでのご予約はできませんので、ご了承ください。
●患者さまへ(新型コロナウイルス感染対策について)
新型コロナウイルス感染症の流行にともない、当院では手指・ベッド及び治療器材・手すりやタオルなどの備品の消毒、室内換気、湿度の調整、各施術ベッドごとにカーテンを設けて仕切りをつけるなど、感染防止の強化に努めております。
また患者さまに安心して受診していただくため、体調不良、風邪気味、発熱、倦怠感、咳などの症状が現れている方、濃厚接触者及びその同居の方、隔離期間中の方は当院の受診をお控えくださいますよう、お願い申し上げます。
ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。
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